ここまでキャピキシルの2つの有効成分についての実証結果についてみてきました。
単独でも効果がある2つの有効成分、
◯アセチルテトラペプチド3
◯ビオカニンA(レッドクローバーエキス)
この2つの成分の相乗効果によってキャピキシルの効果がつくられるわけですが、ここでは実際にAGAでハゲに悩んでいる男性たちを集めて行われた実験の結果についてご紹介します。
キャピキシルを実際にクリニックで使用した実験結果
キャピキシルを実際に薄毛に悩む男性に使用するテストが行われています。
実験手順
■AGAに悩む30名の男性を集めました。(平均年齡46歳)
■そのうちの15名には「5%濃度のキャピキシル」
別の15名には「プラシーボ(偽薬)」を処方。
■どちらのグループにも「1日20滴」を患部に塗りこんでもらい、0日目と4ヶ月後で髪の状態を比較しました。
その結果・・・
成長期の髪が増え、休止期の髪が減りました。
▲このグラフのように、成長期(anagen)の髪の量が増え・・
▲休止期(telogen)の髪の量が減っています。
キャピキシルを使用したグループは髪の成長サイクルが正常化し、成長するプロセスにある髪の割合が大幅に増加したことがわかります。
成長期の髪の増加=髪が増える
休止期の髪の減少=抜け毛が減る
ということですね。
見た目も改善
これは髪の密度の変化を写した画像です。明らかに密度が増してますね!
こうして実際に「成長期」の髪の割合が増えているのを画像で見せられると、薄毛に悩む僕らからするとかなり惹かれるものがありますね。
そしてキャピキシルを使用した被験者の70%以上が、「目に見える改善を感じた」というアンケート結果が出たそうです。
そして、ミノキシジルの3倍の効果が・・
このグラフは、キャピキシルの主成分である「アセチルテトラペプチド−3」と、「ミノキシジル」の効果を比較したものになります。
AGAに悩む男性を対象に「髪の一部だけ」ミノキシジルとアセチルテトラペプチド−3でケアしてもらったところ、何もケアをしていない部分の髪にくらべて、
■ ミノキシジルは52%の改善効果があった
■ アセチルテトラペプチド−3は156%の改善効果があった
ということなんですね。
あの「ミノキシジルの3倍の効果がある!」という宣伝文はここからきていたわけです。
まとめ。これだけの効果があって、副作用の心配がないのは魅力・・
以上、キャピキシルについて実証結果などからその詳細を見てきました。
内容をみてどう感じられましたか?
僕は今フィンペシアとミノタブという、わりと副作用の心配がある方法で育毛しています。
そのため副作用のないキャピキシルにかなり興味が出てきています。
ただキャピキシルはあくまで頭皮の外側から塗るものなので、内服するミノタブ・フィンペシアほど効果があるのかというと、ちょっと疑問があるのも事実です。
またこのドクターのように、
「ちゃんとした皮膚医学の学術誌に提出されていない以上、信用できない」という態度をとっている医師もいますね。
ただキャピキシルを使った育毛剤のネット上の口コミも悪くないようですし、実際に髪が復活していくプロセスを画像つきで出しているサイトもあったりするので、ある程度の効果は期待できるんじゃないかと個人的には思っています。
ミノタブとフィンペシアである程度髪が復活したら、キャピキシル配合の育毛剤を一度試してみたいですね。