育毛・発毛って基本的に費用がかかりますよね・・
効きそうな育毛剤を使おうとすると、だいたい毎月10,000円前後しますし、そこに栄養補助サプリや育毛シャンプーなどもプラスすると、軽く20,000円近くするケースもあります。
「費用をかけずに確実に育毛する方法」
そんな方法があればみんな飛びつきますよね。
ここでは僕がこの夏に試した「費用をかけずに育毛する方法」と、その結果についてご紹介したいと思います。
チャップアップをやめた春
今年の春くらいに僕はそれまで使っていた育毛剤チャップアップの使用をストップしました。
これは費用や商品の問題というより、こちらの記事にも書いた(≫チャップアップをやめたらハゲてしまいました。)「ウソをつく化粧品」という本を読んで感化されたからでした。
その後は「育毛剤を使わない育毛方法」を模索していたわけですが、そんなときにこんな本に出会いました。
この本は、まさに「費用をかけずに育毛をする方法」について書かれている本で、普段の食事で「あるもの」を摂取することで髪の毛が生えてくるという話が書かれています。
ちょうどチャップアップをやめたタイミングだったので、「よし、やってみよう!」とさっそく僕もこの本に書かれている方法を試すことにしました。
カプサイシンによって育毛促進物質を増やす
この本の著者の方がメインで主張していることを要約すると次のようになります。
●IGF-1(インスリン様成長因子)という、細胞の成長を促す物質が、育毛・発毛の鍵を握っている
●IGF-1はもともと成長ホルモンによって生成が促進される。
●そのため20代で分泌のピークを迎える成長ホルモンが減っていくにしたがい、IGF−1の量も減っていく
●それが加齢に伴う薄毛に原因のひとつにとなっている。
●IGF−1はある食べ物を食べることにより、体内で増やすことができることが発見された。
●その食べ物を食べることでIGF−1を増やすことができ、その結果として育毛・発毛の効果が期待できる。
ざっとまとめるとこんな感じになります。
IGF-1を増やす食べ物とは?
では「IGF-1を増やすある食べ物」とは何なのでしょうか?
それは意外と身近な食べ物で、「豆腐」と「唐辛子」だそうです。
この本の著者によると、唐辛子に含まれるカプサイシンの刺激によってIGF-1が産生され、さらに豆腐に含まれるイソフラボンがその産生を補助してくれるので、「カプサイシンとイソフラボンをいっしょに摂る」ことが育毛にとってベストな食べ合わせになるということでした。
実際、この方が開いている脱毛症治療専門のクリニックではこの理論をベースにして食事アドバイスなどもされているそうなのですが、この「豆腐と唐辛子をいっしょに食べる」という方法で、なんと約65%の方に育毛・発毛効果が見られたというのです。
豆腐と唐辛子を食べまくった夏
そして単細胞な僕はこの夏、豆腐と唐辛子を食べまくりました。
SEIYUで売っている大瓶の「一味唐辛子」を冷や奴にたっぷり振りかけ、激辛冷や奴を食べる毎日。
もうあれですね、だんだん味覚も麻痺してきて、そのうちそれほど辛いとも感じなくなっていきました。
その結果・・
で、その結果どうなったかとういうと・・・
⇒チャップアップをやめたらハゲてしまいました。でした笑。
僕にはこの方法は合っていなかったみたいです。
あるいはこの方法だけやって、その他の要因(生活習慣やバランスのとれた栄養摂取)がダメダメだったからハゲたという可能性もあります。
この方法は、あくまで補助的な方法として考えたほうがいいかもしれませんね。
・・・・
⇒と思っていたら、なんとこの本の著者の研究グループで「学術論文にデータの改ざんがあった」とのことで、著者含む2名に懲戒処分との情報が!!
論文捏造で准教授を解雇 教授を停職6カ月 名市大が懲戒処分
名古屋市立大大学院医学研究科の教授らによる論文捏造(ねつぞう)問題で、名市大は19日、不正を主導した原田直明准教授(44)を同日付で懲戒解雇とする処分を発表した。共同研究者の岡嶋研二教授(58)は直接不正を指示した証拠がないことから停職6カ月とした。
(出典)
つなごう医療 中日メディカルサイト | 論文捏造で准教授を解雇 教授を停職6カ月 名市大が懲戒処分
本の著者は「直接不正を指示した証拠はない」とのことですが、いずれにしても「カプサイシン+イソフラボン」の育毛効果は捏造の可能性もあるということになりました。
大学教授による研究ということで、かなり信頼していた理論だっただけに、かなりがっかりな結果となってしまいました。。
みなさんは大丈夫だと思いますが、僕みたいにならないよう、情報の取捨選択には気をつけてくださいね(涙)