こんにちは、ハゲ太です。
僕は以前チャップアップという育毛剤を使って育毛に取り組んでいましたが、あるとき「ウソをつく化粧品」という本を読んで「化粧品・医薬部外品不信」に陥り、チャップアップの使用をやめたという遍歴をもっています。
そして育毛剤をやめたあと、いくつかの「市販の育毛剤を使わない育毛法」を試してきました。
今回はその中から、漢方トニックという漢方の生薬からつくった育毛トニックを使った経験についてご紹介しようと思います。
漢方トニックって何?
漢方トニックとは何種類かの漢方生薬をアルコールに浸けこんで自分でつくる育毛トニックで、長年理容院を営みながら育毛について研究されてきた徳富知厚さんという方が開発した方法です。
育毛剤不信になっていた僕にとっては「漢方なら安心・安全なハズ!!」と思ってこの方法に飛びつきました。
経済的にもラク
この漢方トニックは自分でつくるのでけっこう手間はかかりますが、作れる量の割には材料費はかからないので経済的には助かる育毛剤です。
それもあって「よし、漢方で育毛するぞ!」と勇んで漢方薬局に材料を買いに行ったのでした。
漢方トニックの作り方
漢方トニックの材料は、以下の内容になります。
(生薬)
・紅花(こうか)25グラム・当帰(とうき)25グラム ・髯人参25グラム
・乾姜25グラム・桃仁(とうにん)25グラム ・せんきゅう25グラム
・甘草(かんぞう)10グラム
(その他)
・ホワイトリカー 1.8L
・浸けこむための密閉式のビン 容量3〜4Lくらい
↓買ってきました。
作り方は簡単で、まず3〜4リットルほどの密閉できるピンを用意します。(梅酒などを浸けこむ用のものがピッタリです)
次にビンの中をキレイに洗って乾かしてから、すべての漢方生薬を入れ、さらにホワイトリカー1.8リットルを入れます。
その後、日の当たらない涼しい場所に保管し、3週間ほど待てば完成です。(たまにビンを揺すって混ぜ混ぜするといいそうです)
完成するとこんなかんじです。
実際に漢方トニックを使ってみて
漢方トニックの使い方はチャップアップなどの育毛剤と同じで、髪を洗った後に頭皮にふりかけてマッサージしながら浸透させていきます。
若干とろみがあって使用感は悪くなく、少し生薬とアルコールの混ざったような匂いがします。
使用感としては、若干アルコールの刺激みたいなものを頭皮に感じました。
これがいいことなのか悪いことなのかはわかりませんが・・・
漢方トニックの効果はあったの?
今年の春くらいにチャップアップをやめて、その後数ヶ月漢方トニックを使う育毛法に切り替えていたのですが、その結果ハゲが進行してしまいました。
急激にハゲが進行した原因をひとつのことに特定することはできないと思いますが、僕の場合はこのようなプロセスを通ってきたので「漢方トニックは効果あり!おすすめできます」とは口が裂けても言えません(苦笑)
もちろん効果の出方には個人差があるでしょうし、発毛・脱毛には様々な複合的な要因がからんでくるはずなのでこの方法を否定できるわけではありません。
ただ、僕の場合はちょっと効果がなかったってことですね。
漢方トニックを検討されている方へ
漢方の育毛トニックを検討されている方は薬剤の安全性などには特に気を使われている方だと思うので、もしそういった方に一声かけるとすると・・・
■ 本気で育毛・発毛させたいのであれば、あまり期待はしないほうがいいと思います。
■ でも害はないと思うので、試してみるのはアリです。
■ 副作用のあるAGA治療薬は怖いという方には、安全性の高い市販の育毛剤をおすすめします。
といった内容になるかと思います。
僕も一度市販の育毛剤不信に陥ったので「できるだけナチュラルな方法で育毛したい」という気持ちはよくわかります。
とくに育毛剤界隈は広告がけっこうアオリ気味のものが多いので、かえって不信感を抱いてしまってなかなか信用しづらいですよね。
でも実際の経験をとおして「市販の育毛剤がすべて詐欺的なものでもないんだなあ」と、最近認識を改めるようになりました。
結果を求めるのであれば、やはりそれなりの研究費を投入して開発された育毛剤を信頼したほうがいいのではないかと思っています。