こんにちは!ハゲ太です。
AGA・薄毛治療の王道といえば
- ミノキシジルタブレット(発毛させる薬)
- フィナステリド(またはデュタステリド。AGAの進行をとめる薬)
この2種類の薬による投薬治療です。
僕自身もミノタブ+フィンペシア(プロペシアの非正規ジェネリック品)をメインに、約3〜4ヶ月でハゲから復活することができました。
(参考記事:ハゲを治したい!僕がAGAによる薄毛を克服した方法のすべて)
この2つの薬によって髪の毛が回復した例はよくみかけますが、よくある疑問に
髪の毛を維持しようと思ったら、これらの薬を一生飲み続ける必要があるの?
というものがあります。
AGA治療で、ミノタブやフィナステリドをやめていくことは可能なんでしょうか?
いくつかのAGA・薄毛治療クリニックでこの疑問をぶつけたところ、いろいろな答えをいただけました。
今回はその内容を紹介してみたいと思います。
「ミノタブやフィナステリドをやめたいけど、どうやってやめていけばいいの?そもそもやめても大丈夫なの?」
という疑問をもっている方は参考にしてみてくださいね!
ミノタブはやめても大丈夫?やめ時や止め方は?
まずミノキシジルタブレット(ミノタブ)ですが、
「髪が生えてしまえば、ミノキシジルタブレットはやめても大丈夫」
というのが多くのクリニックの見解でした。
ハゲ太自身のケースにもあてはまる「ミノタブのみ休止」
僕自身のこれまでの治療プロセスを振り返ってみても、
- 【フィナステリド(進行をとめる)】 + 【ミノタブ(発毛させる)】でいっきに復活
- 安定してからはミノタブは休止
という大まかな流れで髪の毛は維持できています。(他の育毛法も併用しながらですが・・)
ミノタブには副作用(動悸やめまいなど)の他に、
- 長期使用のリスク
- 耐性がある可能性
もあるようなので、個人的にも「飲み続けるのはあまりよくない」と感じています。
※「ミノタブの耐性、ある?なし?」については下の記事で詳しく論じています。
ミノタブの「やめどき」「やめ方」
では「いつ」「どのように」ミノタブの服用をやめていけばいいのでしょうか?
いちばんいいのはAGA・薄毛治療クリニックで医師のアドバイスにもとづいて服用量を調整していくことです。
ミノタブの「効果の出方」や「副作用の出方」には個人差があるので、なかなか自分で判断するのは難しいからです。
ただし・・クリニック選びはめっちゃ大事!
ただしこの点においては「クリニック選び」がとてもたいせつです。
なかには、
・営利優先でまともなアドバイスがなかったり
・「6ヶ月コース」「12ヶ月コース」などの長期契約で細かな服用量の調節など期待できなかったり
といったクリニックもありますので・・。
「ヘアメディカルグループ」や「銀座総合美容クリニック」のような、ユーザーの髪の状態にきめ細かく対応してくれるクリニックを選ぶ必要があります。
※全国のおすすめAGAクリニックについてはこちらの記事などを参考にしていただけます。
僕がミノタブをやめたときのやめ方|ミノタブとどう付き合ってきたか?
ちなみに僕がミノタブとどのように付き合い、やめていったかは「AGA治療体験記」のなかで順を追ってご覧いただくことができます。
かんたんにそのプロセスをまとめると、以下のようになります。
❶AGA治療開始0日目
個人輸入のミノタブ【5mg/日】で開始。
❷AGA治療開始28日目
めまい、むくれ、動悸などの副作用にビビって【1.25〜2.5mg/日】に減薬。
❹AGA治療開始90日目
立ちくらみ、めまいなどの副作用で服用頻度を落とす。
❼AGA治療開始337日目
ミノタブは【2.5mg/3日に1回】ほどに頻度を下げる。
❽AGA治療開始375日目
【2.5mg/週に1〜2回】まで減薬。
❾AGA治療開始533日目
ミノタブ停止!!
❿その後900日目〜までミノタブなし
▲AGA治療開始975日目
・・そして現在は「ミノタブは困ったときの切り札」としてとっておいているような状況です。
ということで、個人的な体験からも
「ミノタブは、髪の毛が生えたら減薬→やめていくことが可能」
といえるのではないかと思います。
その後ミノタブを減らしても髪が維持できてるのは「キャピキシル育毛剤」や「ヘアマックス」の影響もあるかもしれません。
「フィナステリドは一生続ける必要がある」というのがAGA治療の常識?
では次にAGAの進行をとめる薬、フィナステリド(またはデュタステリド)についてみてみましょう。
ほとんどのAGA専門クリニックの見解は
というものでした。
AGAの基本となる治療は「フィナステリド(またはデュタステリド)内服」+「ミノキシジル内服or外用」ですが、その役割を簡単に区別すると
■ フィナステリド(またはデュタステリド)はAGA【男性型脱毛症】の進行を止める役割
■ ミノキシジルは髪の毛を積極的に増やす役割
となります。
ちなみに有効成分フィナステリドの薬品名として「プロペシア」「フィンペシア」など、有効成分デュタステリドの薬品名として「ザガーロ」などがあります。
クリニックでよくいわれたのは次のような内容でした。
ただ、AGA(男性型脱毛症)が進行してしまうのは「そういう体質」ということなので、髪の毛を維持するためにフィナステリドはずっと飲み続けなければいけません。
AGAはほっておくと進行してしまう「進行性」の症状なので、
「進行をストップさせるための薬【=フィナステリド】を飲み続けないとハゲてしまう」
ということなんですね。
薄毛治療方法の違いにかかわらず、「フィナステリド(プロペシア)は継続」というケースが多い
実際、ミノタブ・プロペシアの投薬治療に限らず、
- 成長因子などを注入するメソセラピー
- ハーグ療法
- 自毛植毛
といった他の治療法でも、髪を増やした後は「プロペシア(フィナステリド)だけは継続する」というケースが多いです。
AGAになってしまった以上、フィナステリドとのつきあいは基本的には「一生もの」と考える必要があるようですね。
■ 僕が知る限りでは、こちらの記事(>>HARG(ハーグ)療法は効果なしって本当?口コミを調べてみた)でご紹介した「あるハーグ治療クリニック」で、「投薬治療なし・ハーグ治療のみで髪の毛を復活・維持させている」というケースがありました。
「AGA治療は一生続けるものではない」唯一異なった銀座総合美容クリニックの見解
さて、
「AGA治療はプロペシア服用というかたちで一生続ける必要がある」
というのがほとんどのAGAクリニックの見解だったわけですが・・・
そんな中で唯一異なる見解をしめされたのが「銀座総合美容クリニック」(銀クリAGA)でした。
「できれば薬はやめていく」という考え方
銀座総合美容クリニックの考えは
「薬はからだに負担をかけるもの。なので一生飲み続けるのはよくない」
というもので、次のようにおっしゃっていました。
先にミノキシジルを減らしながらやめていただいて、フィナステリドによる維持だけに切り替えていただく。 そしてフィナステリドのほうも徐々に減らしていって、最終的にはどちらもやめていただきます。
このように「最終的には薬は両方ともやめるのがベスト」という見解を示されたのは、僕がまわったなかでは銀クリさんだけでした。
「患者さん目線のクリニック運営」
銀座総合美容クリニックは
「常に患者さん目線のクリニック運営」
というのを経営理念として掲げられています。
こういう「患者のことを第一に考える」という姿勢があるからこそ、「やみくもに薬の継続をすすめない」という判断につながってるのかもしれません。
東京の1店舗しかないにも関わらず全国からお客さんが集まっているのもうなずけます。
薬をやめてもいいけど、だからといって毛が抜けないわけではない
ただし、この銀クリさんの見解も
「身体のことを考えるとやめたほうがいいから」
という理由によるもので、フィナステリドをやめても毛が維持されるというものではありませんでした。
ですので長いスパンで見ればまた少しずつ変化していく(薄くなっていく)可能性があります。
なのでまた気になるようになれば、お薬をまた再開していただいて改善していただく、そして改善ができればまた離れていただく。
このように薬と「つかず離れずの関係」を、ご自身のお考えや価値観にもとづいて決めていってください。
ということで、究極的にはやはり「一生レベル」でつきあっていかないといけないもののようです。
薬を完全にやめて維持できる可能性もゼロではない?
でも、銀クリさんのいうように「薬は身体に負担をかけるもの」なので、やめられるものならやめたいですよね。
個人的には
・科学的なエビデンスをひっさげて登場した『キャピキシル』配合の育毛剤
・アメリカFDAに「プロペシアに匹敵する薄毛治療効果」が認められている『ヘアマックス』
に期待をかけています。
「ミノキシジルの3倍の効果」で話題になったキャピキシル育毛剤
▲キャピキシル配合の育毛剤で人気の高い「フィンジア」
キャピキシルはカナダの化粧品成分メーカー「LUCAS MEYER COSMETICS」が開発した成分で、「5%濃度のトニックをAGA患者に塗布した臨床試験」でも結果が出ていたりと、かなりしっかりした実証結果が公開されています。
そのなかには「ミノキシジルの約3倍の毛包活性力」をしめすデータもあって注目をあつめました。
上の画像の「フィンジア」をはじめ、同じ5%濃度で配合した育毛剤が何種類か発売されています。
※キャピキシル育毛剤の比較については下の記事を参考にしてください。
キャピキシルにはフィナステリド同様の働きがある?
キャピキシルの公開データのひとつをご紹介しましょう。
キャピキシルの成分のひとつ「ビオカニンA」には、下のグラフのように「抜け毛を引き起こすDHT生成の原因である『5-αリダクターゼ』を抑制するはたらき」が認められています。
これはAGA治療薬のフィナステリドと同様のはたらきなんですね。
このデータ以外にもかなりの量の実証データが公開されていて、育毛剤の成分としてかなり期待できるのではないかと感じています。
キャピキシル育毛剤「フィンジア」使用中に観察された変化
実際、「フィンジア使用中」に観察できた変化はこれまで使ってきた育毛剤ではなかったレベルのものでした。
このときの模様は下の記事でくわしく書いています。
「公開されている実証データ」+「僕自身の体験」から、『キャピキシル育毛剤』は薬の代わりになりうると感じています。
プロペシア・ミノキシジルに匹敵するAGA治療効果が認められている「ヘアマックス」
もうひとつ期待できるのが、低出力レーザーで薄毛を治療できるとされる『ヘアマックス』。
アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局:日本の厚生労働省にあたる)に「AGA治療効果はプロペシア・ミノキシジルによる治療に匹敵する」と認可されている医療用機器です。
「ヘアマックス」は副作用の心配がまったくないうえ、ミノキシジル・フィナステリドによる治療と同等レベルの効果があるとFDAに認められているということで、投薬治療の代わりとしてピッタリです。
▼ヘアマックスの作用メカニズムなど詳細についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
https://worldfizz.com/hairmax/
▼実際に購入して使用中です^^
https://worldfizz.com/hairmax-tukatta/
初めて使ってみたとき、想像以上に頭皮がぽかぽかして活性化されてる感がありました。
と思えたほど。
FDAに治療効果が認められているだけあるなと感じました。
まとめ
ということで今回は「AGA治療=ミノ・フィナの服用をやめても髪の毛を維持できるのか?」という疑問について見てきました。
まとめると、
- ミノタブは(できればAGA専門クリニックのアドバイスを受けながら)やめていってOK
- フィナステリドとのつきあいは基本的に一生もの
ということがいえると思います。
個人的には最後にあげたキャピキシルとヘアマックスを使うことで、フィナステリドなしでも髪の毛を維持できる可能性はあるのでは?と思っています。
「(副作用のリスクのある)薬なしでAGAを克服できる」
これが本当だとしたら最高ですよね。
僕もいつかは完全に薬なしの生活にトライしてみたいと思います。
それでは今回も最後までありがとうございました(^^)