こんにちは、ハゲ太です。
前回、アメリカの大手健康情報サイトに掲載されていた「髪にいい食べ物10選」というものをご紹介しました。
今回、別のアメリカのサイトで「髪を健康にする6つの栄養素」という記事をみつけました。
見てみると前回の記事内容とけっこうかぶっている部分もあるのですが、前回の記事が「食べ物」からの視点だったのに対し、今回の記事は「栄養素」からの視点になっています。
こうして複数の視点からみてみると覚えやすいですし、より毎日の生活に取り入れやすくなりそうな気がしたので、「髪を健康にする6つの栄養素」というこちらの記事もご紹介してみようと思います。
育毛のためになる食材や栄養素を心に刻み込んで、毎日の食生活改善に活かしていきましょう。
髪の毛を健康にする6つの栄養素
(出典)6 Nutrients for Healthy Hair
あなたの髪に栄養を与えよう
by ハリー・レヴィンスクラー
太く、強く、輝く髪の秘密は、高価なシャンプーや法外な価格のサロントリートメントにあるわけではありません。
あなたの食事にすべての秘密があります。
さまざまな健康的な食べ物を食べることによって、あなたが今までずっと夢見てきたようなフサフサの髪の毛を手に入れることができるのです。
これから紹介する栄養素を摂取することによって、あなた史上最高に健康な髪の毛を育てていってください。
1.鉄分と 2.亜鉛
クリーブランド皮膚科クリニックのウィルマ・バーグフェルド博士は「鉄分と亜鉛は髪の毛の毛包が成長するのを助ける」と語っています。
彼女は週に2回、鉄分・亜鉛どちらも豊富に含む「脂肪分の少ない赤肉」を食べることをすすめています。
大豆やレンズ豆、それにオレンジのようなビタミンC豊富な食材をいっしょに食べると、鉄分の吸収率がよくなります。
■鉄分と育毛の関係はこれまで記事にしていませんでしたが、鉄分は赤血球の色素であるヘモグロビンをつくるのに使われています。
鉄分が充分にあることで血行が促進され、頭皮に栄養が充分行き渡ることになります。
亜鉛についてはこちらの記事もご参照ください。
≫過剰摂取は危険?亜鉛のサプリの育毛効果について調べてみた
3.ビタミンD
いくつかの研究は、ビタミンDが髪の成長を活性化する可能性を明らかにしています。しかし、ビタミンDは扱いづらいビタミンです。
天然のビタミンDを含んでいる食材は非常に少ないです。
また、しばらくの間太陽光の下ですごすことで体内で生成するビタミンDの量を増やすことができますが、多くの専門家は有害な紫外線によるダメージを考慮し、そうすることをすすめていません。
ではどうすればいいのか?
1日1,000IUの量のビタミンDサプリを摂取するか、あるいはこちらの「ビタミンDを豊富に含む料理レシピ」を参考にしてください。
■リンク先は英語ですが、ビタミンDをたくさん摂取できる料理レシピが載っています。国が違うと料理もだいぶ違っていて、
・メープルシロップを塗りこんだ鮭の料理
・ビタミンDを強化したミルクでつくったチョコレートミルクシェイク
・マッシュルームスープ
など、なかなか気軽につくれそうにないものでした^^;
4.タンパク質
タンパク質はわたしたちの体を構成するブロックのようなもので、細胞の成長・修復を促進します。そして髪の毛もめっちゃ強くします!
女性であれば、少なくとも1日に46g(チキン約179g分)のタンパク質を摂取してください。
どれくらいの量のタンパク質を摂取すればいいのかについて詳しくは、こちらのページを参考にしてください。
■こちらのリンク先では、生活スタイル(活動的か、あまり動かないか、アスリートか、など)によって異なるタンパク質摂取量の目安が掲載されています。
日本人のタンパク質摂取量の目安は、成人男性60g/日、成人女性50g/日となっています。
5.オメガ3脂肪酸
うるおいのある髪質を保つためには、鮭のような脂っぽい魚を週に2回食べるか、あるいは毎日1gの「DHA-EPA」サプリメントを摂取しましょう。
オメガ3脂肪酸は髪をつややかにするだけでなく、抑うつを緩和し、心臓を保護することも証明されています。
■DHAとEPAは、いずれも健康によいとされているオメガ3脂肪酸の一種で、中性脂肪を減らし、血液をサラサラにする効果があります。
育毛との関係はあまり聞いたことがありませんでしたが、頭皮の血行が改善することで毛根部へ栄養が行きわたり、髪の毛の成長にもプラスになるのだと考えられます。
6.ビオチン
卵は、この成長にとって必要不可欠なビタミンB=ビオチンを豊富に含んでいます。(卵はまたタンパク質、コリン、ビタミンDのすぐれた供給源でもあります)
卵は嫌いですか?
じゃあ1日30mgのビオチンのサプリで大丈夫!
育毛にもサプリを積極的に使用している「サプリ先進国アメリカ」
以上、「髪を健康にする6つの栄養素」という記事をご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
やはりサプリ先進国のアメリカだけあって、食材を紹介しているにもかかわらず「嫌いだったらサプリを飲んでね」と気軽にサプリを勧められているのが印象的でした。
アメリカのサプリは法律的に立場を確立している分、「食品扱い」で中途半端な位置づけの日本とは扱いが違うのがよくわかります。
日本でもサプリにたいする消費者の目を高めていくことで、安全で効果の高いサプリだけが流通するようにしていきたいですね。