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AGA・薄毛治療は一般病院や皮膚科クリニックでは十分にできない?|AGA・薄毛治療専門クリニックとの違い

こんにちは!ハゲ太です。

先日、yahoo知恵袋を見ているとこんな質問がありました。

22歳男性です。生え際の後退、前頭部の薄毛が気になっており、家庭内治療ではあまり効果が得られないため、専門医に診てもらいたいと考えた次第です。

AGA治療院は数多くあり、私は都内在住のため近場にもあることは確認できましたが、やはりある程度信頼性のある病院で診療を受けたいと思っています。

ネットで病院を探してみましたが、むやみやたらに公告を打ちまくっているような胡散臭い情報しかヒットせずあまり参考にはなりませんでした。

つきましてはどのような判断基準で病院を選ぶべきか、皆様のアドバイスを頂きたく質問させていただきました。
AGA治療の経験者のご回答が得られれば助かります。

 

この質問内容から察するに、質問をされた方は

「ちゃんとしたAGA薄毛治療は病院で受けられる」

「AGAクリニックを利用するくらいなら病院で薄毛治療を受けたほうが安心」

「AGAクリニックは営利目的で胡散臭い」

といった印象を持たれているようです。

 

このような前提を持たれている方は多く、回答のコメントでも「薄毛治療は病院の皮膚科で十分ですよ」という声がけっこうあったりします。

僕はこうした一連の質問や回答をみて

「違うのに!病院とAGAクリニックでは受けられる治療の内容も効果も違うのに!」

という止むに止まれぬ思いにかられ、この記事を書くことにしました(笑)

 

AGA薄毛治療を病院で受けようか迷われている方の参考にしていただければ幸いです。

 

目次

「病院のほうがちゃんとした薄毛治療を受けられる」という誤解

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まず病院の皮膚科で受けられる治療とAGA専門のクリニックで受けられる治療がまったく異なります。

病院の皮膚科の治療として行われるのは、基本的に「プロペシアの処方」のみなんです。

これは国に認可されているAGA治療のための薬が「プロペシア」(&そのジェネリック薬品)しかないというのが大きな理由です。

 

AGAのメカニズムについて調べた方であればご存知かもしれませんが、「プロペシア」に代表される「フィナステリド」という成分を主要成分とした医薬品のはたらきは、AGAによる抜け毛の進行を止める(または遅らせる)ことにあります。

つまり積極的に発毛を促すものではないんですね。

 

それに対しAGA治療専門のクリニックでは、医師の責任の元、国にAGA治療薬として認可されていない薬も処方されています。

代表的なのが「ミノキシジル」を主成分とした内服・外用薬で、これはプロペシアと違って積極的に発毛を促すことのできる医薬品になります。

AGA治療の基本は「抜け毛をとめる」+「新しい毛を生やす」

つまり病院での治療では「抜け毛をとめる」ためのプロペシアしか処方されないのに対し、AGA専門のクリニックに行けば「新しい毛を生やす」ための薬も処方してもらえるというわけですね。

この違いはAGAによる薄毛治療を考えたときには決定的な違いになりますので、病院での薄毛治療を考えている方はぜひこの点を抑えておいてください。

 

皮膚科の先生はAGA専門ではない

もうひとつ覚えておいてほしいのが、病院の皮膚科の先生はほとんどの場合「AGAを専門に勉強しているわけではない」ということです。

あくまでも皮膚科の治療の一貫として、国に認可されている治療薬であるプロペシアを処方するのがお仕事だといってもいいでしょう。

 

それに対して、僕がAGA専門のクリニックをまわって医師の方のお話伺ってきた内容からすると、AGAクリニックの医師の方は

AGAについての専門的な勉強をされている

という特徴があります。

実際に聞いてみると、AGAを学ぶ専門科というのは大学の医学部にもないため、AGAクリニックの医師の方は自分たちで日々AGAについての勉強を重ねられているということでした。

このような事実から考えてみると、病院で働かれている医師の方は皮膚科の専門知識は豊富かも知れませんが、AGAについての知識はそれほどでもないことが想像できます。

 

「日々AGAについて専門的な学びを深められている」

「実際にAGAの症例に数多く触れている」

このような医師に診てもらいたいと思うなら、普通の病院に行くよりはAGA専門のクリニックに行くほうが間違いなくおすすめできます。

 

 

「クリニックは高額」というのも誤解のひとつ

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「病院の治療はだいたい月8,000円くらい、それに比べてクリニックだと月30,000円もかかる」

だから病院で十分だよ・・・

このような回答もYahoo知恵袋に寄せられていましたが、「病院で受ける治療は安いけどクリニックは高額なお金をとられる」というのも誤解のひとつです。

先ほどの説明にあったとおり、病院の皮膚科でできる治療というのは基本的に「プロペシアの処方」だけです。

AGA専門のクリニックでもプロペシアを始めとしたフィナステリド医薬品の処方のみという治療も選択できますが、その場合月々の費用はだいたい6,000円〜8,000円弱となり、病院とほとんど変わりはありません。

「月30,000円かかる」といわれているのは「フィナステリド+ミノキシジル+髪の栄養となるビタミン剤など」をすべて含めた内服薬の費用ですし、クリニックによっては「フィナステリド+ミノキシジルの内服」で10,000円程度に抑えることができるクリニックもあります。

けっして「同じ治療内容で比較して病院が安いというわけではない」ということを覚えておいてください。

 

 

「AGAクリニックは金儲け優先で信用できない」という誤解

「AGAクリニックは金儲け優先で胡散臭い」

最初はこのようなイメージを持たれるものわかります。

このようなイメージを持たれている方は、おそらくひと昔まえの「育毛サロン」のイメージを持たれているのだと思います。

 

この本は、「リーブ21」「テクノヘア」「バイオテック」といった、それぞれ独自の育毛方法を持っていると謳っている「育毛サロン」への潜入ルポをまとめたものですが、読んでみると確かに

「科学的にどうなの?」と思える理論で「発毛できる」と言っていたり

「契約するまで帰さない」といった強引な営業スタイルだったり

と、かなりヤバそうな様子が描かれています。

(少し前の本なので、今の育毛サロンは違っているかもしれません)

もしこの本に描かれているような営業スタイルのAGAクリニックがあるのだとしたら、絶対に行きたくありません(笑)

 

 

AGAクリニックで実際に話を聞いてみて

AGAクリニックは「それぞれ独自の発毛理論」にもとづいた治療を行っているわけではなく、基本的にはどこも同じ治療法(【フィナステリドで抜け毛を止めて、ミノキシジルで発毛を促し、注入治療でブーストさせる】)をとっています。そのため「治療方法自体に疑問がある」育毛サロンのような心配はありません。

 また、実際にいくつかの無料カウンセリングに行ってみて感じたAGAクリニックの営業スタイルがどういっただったかというと・・・

少なくとも僕がこれまでまわってきたAGA専門のクリニックに関していえば、「金さえ儲けられればそれでいい」というような臭いはまったく感じられませんでしたし、「無料カウンセリングからなんとか契約にもっていこう」といった姿勢や態度もまったくといっていいほどありませんでした。

もちろんAGAクリニックも営利目的の企業ではあるので利益を考えているのは間違いありませんが、利益を出すためには「顧客満足」や「口コミ」が大切だということをちゃんとわかっているようで、非常にしっかりとした対応をしてくれるところがほとんどでした。

 

悪い口コミはあっという間に広がってしまう世の中なので、各クリニックとも(治療結果も含めた)顧客満足度をいかにあげるか?については心を砕いている印象でした。ですので「AGAクリニックは営利目的で信用ならない」という印象も、僕の知る限り「間違った思い込み」だといえます。

 

まとめ

ということで、今回は「AGA薄毛治療は病院でも受けられるし、クリニックよりちゃんとした病院で受けたほうが安心」という誤解をなんとか解きたいという思いから記事を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

実際にAGAクリニックの無料カウンセリングに行ってみるとわかる当たり前の内容なのですが、AGA治療未経験の方からするとやっぱり「病院のほうが信頼できる」という思い込みは根強いのかな、と感じます。

もしあなたが薄毛治療に病院がいいのでは?と考えていらっしゃったのなら、ぜひその考えを改めていただければ幸いです^^

 

それでは今回も最後までありがとうございました(^^)

 

 

 

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