こんにちは!ハゲ太です。
今回は最近広まりつつある、AGA・薄毛治療の「遠隔診療(オンライン診療)」についてまとめて見たいと思います。
- AGA治療で人に会うのは恥ずかしい
- いちいちクリニックに行くための交通費や時間がもったいない
- そもそも近くに通えるクリニックがない
こんな人にとって非常にありがたいのが、自宅からでもスマホで治療が受けられるオンライン診療。
この記事では
「本当に遠隔診療でハゲが治るの?」
「遠隔診療はどうやって受ければいいの?」
「本当に全国どこからでも治療が受けられるの?」
といった内容についてくわしくご紹介していますので参考にしてみてくださいね。
「法的なグレーゾーン」についての話もでてきますので、安心して治療を受けるためにもぜひチェックしてみてください!
AGAの遠隔診療とは?遠隔診療が広まってきた流れ
まずAGA・薄毛治療で遠隔診療が広まってきた流れについて確認しておきましょう。
遠隔診療とは、「情報通信機器を用いた診療」のことで、現在でいえばテレビ電話やEメール、SNSなどを組み合わせた診療ということができます。
その場に医師がいなくても診療ができるので非常に便利なものではありますが、
「医師が直接診なくても大丈夫なの??」
という問題とのせめぎあいもあります。
医師法20条に違反しちゃう?
というのも、医師法20条に、
「医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方せんを交付(中略)してはならない」
(出典:医師法|e-Gov)
とあり、「遠隔診療は必ずしも【自ら診察してる】といえないのではないか?つまり医師法違反になるのでは?」という疑問がついてまわるからなんですね。
以前は対象が限られていた遠隔診療
そのため、以前の遠隔診療は非常に限られたものでした。
1997年(平成9年)に当時の厚生省から初めて遠隔診療についての指針として「情報通信機器を用いた診療」という通達が出されて以降、
- 初診患者は原則対面
- 遠隔診療の対象は、離島やへき地、特定疾患の患者のみ
というのが原則とされてきたんですね。
このように適用できる範囲が限られたものだったため、遠隔診療が大きな広がりをもつことはありませんでした。
遠隔診療の事実上の解禁?
その後スマホなどの通信機器の発達にともなって、状況がかわっていきます。
2015年(平成27年)になると、厚生労働省によって遠隔診療についての「新しい解釈」をしめす通達がだされました。
参考資料:情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」)について|厚生労働省事務連絡
そのなかで
1997年にしめされた、
『遠隔診療の対象となるのは「離島やへき地」「特定の疾患をもつ」患者のみ』
というのはあくまで「例示」であって、それに縛られる必要はない
ということが明らかにされたんです。
この「それまであった制限を取り払う」通達によって、遠隔診療は大きな広がりを見せることになりました。
「事実上の解禁」ともいわれるようになったんですね。
「遠隔診療のみで完結」するのは不可?現在もすすめられているルールづくり
ただ、遠隔診療にはいまだに「解釈」に左右される、あいまいな部分が残っています。
たとえば「遠隔診療のみで(対面診断なしで)治療が完結する」のはOKなのか?という問題。
これについては2016年に
対面診療を行わず、遠隔診療だけで診療を完結することは医師法違反になりうる
という通達が出されています。
参考資料:インターネット等の情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」)を提供する事業について|厚生労働省
つまり「まったく通院なしで遠隔治療だけ、というのは医師法違反になりうる」ということですね。
そう、今のところグレーゾーンが残ってるともいえるんです。
たとえば2017年の「規制改革実施計画」の閣議決定では、
「(対面診断がない状況で)患者側の理由で診療が中断した場合、ただちに医師法違反にはならない」
という通達がだされています。
「遠隔診療のみ(来院なし)はダメだけど、抜け道もある・・」
みたいな状況なんですね。
というわけで、現在AGA・薄毛治療クリニックでおこなわれている遠隔診療は、
- 原則的には初診時とか、半年に1回とかの来院は必要とされる(遠隔治療のみで完結しない)
- 実際のケースでは個別に対応がおこなわれている
という感じで行われているようです。
・原則として半年に1回は来院をお願いしています
・遠方等で来院がむずかしい場合は、医師と話し合っていただいて、来院時期等は調整可能です
という回答をいただきました。
(一度も来院しないまま、患者都合で治療を終了しても医師法違反にはならない・・)
現在の遠隔診療をとりまく状況のなかではこういった回答が一般的なのかな、と思います。
「遠隔治療はあくまで対面診断をおぎなうもの」という原則があるのは間違いないので、今後の状況を見守っていきたいと思います。
参考:「情報通信機器を用いた診療の経緯について」H30.2.8厚生労働省
AGA・薄毛治療クリニックでの遠隔診療はどうやって受けるの?
ではここから、AGA・薄毛治療クリニックでの遠隔診療の受け方について、具体的なステップをみていきましょう。
AGA・薄毛治療クリニックでの遠隔診療の流れをざっくりまとめると、以下のようになります。
- 遠隔診療を受けるクリニックを選ぶ
- 遠隔診療用のアプリをダウンロード(LINEでOKなクリニックもあり)
- 予約申し込み
- テレビ電話で診察
- クレジットカードなどで決済
- 治療薬の発送・受け取り
- 服用治療開始。困ったり疑問があればオンラインで医師に相談。
① 遠隔診療を受けるクリニックを選ぶ
「遠隔診療に対応してるなら、全国どこのクリニックでもOKなんだよね?」
と思ってしまうかもしれませんが、原則的には
- 遠隔診療のみで完結する治療は認められていない
- 初診時や半年に1回といった、「来院」は必要
というルールがあります。
そのため、遠隔診療とはいえ、自宅のできるだけ近くか、あるいは出張や旅行で訪れる可能性がある場所からクリニックを選んだほうがよいでしょう。
② 遠隔診療用のアプリをダウンロード(LINEでOKなクリニックもあり)
遠隔診療は専用のアプリを使っておこなうケースがほとんどで、各クリニックの公式サイトからダウンロードできるようになっています。
(「髪のクリニックSeed」のように、LINEでOKなクリニックもあります。)
専用アプリには
- テレビ電話機能
- 診察予約機能
- クレジットカードでの決済機能
といった機能があり、遠隔診療のすべてがこれひとつでスムーズにおこなえるようになっています。
③ 診察の予約申し込み
ダウンロードしたアプリ、またはクリニックの公式サイトの予約申し込み画面から、診察の予約をします。
クリニックによって、
・医師のオンライン診察が無料で受けられるクリニック
(AGAヘアクリニックなど)
・初回の診察に「初診料」が必要なクリニック
(髪のクリニックSeedなど)
といった違いがあります。
初診料がかかるクリニックは「治療をするぞ」と決めてから申し込んだほうがいいですが、AGAヘアクリニックのように「オンラインで医師の診察が何回でも無料で受けられる」のであれば、わりと気軽に申し込みができますね。
④テレビ電話で診察
スマホやタブレットを使い、テレビ電話で医師と話しながら、診察を受けます。(パソコンには対応していないクリニックもあり)
初診時は事前にオンラインで問診票を提出し、それにもとづいて診察をすすめていきます。
保険証は不要
ちなみに薄毛治療は保険適用外の自由診療のため、保険証は用意しなくても大丈夫です。
⑤クレジットカードなどで決済
医師の診察を受けて投薬治療をすることに決まれば、
- 薬代
- 薬の送料
- 診察料(必要な場合は)
を決済します。
多くのクリニックはクレジットカードと銀行振り込みの両方に対応していて、クレジットカードであればアプリ内で決済を済ませることができます。
⑥治療薬の発送・受け取り
治療薬の発送は、「入金確認後」となります。
そのため「すこしでも早く薬を送ってほしい」のであれば、確認に時間のかかる銀行振込よりもクレジットカードで決済したほうがいいでしょう。
治療薬の発送料についても「500円」「800円」など、クリニックによって違いがあります。
⑦ 服用治療開始。困ったことや疑問があればオンラインで医師に相談。
薬が届いたら服用治療を始めます。
治療薬は副作用がでる可能性もあるため、
「服用中に何か困ったことや疑問点などがあれば、いつでもオンラインチャットなどで医師に相談できます」
としているクリニックもけっこうあります。
AGA治療の遠隔診療・・そのメリットとは?
それでは、従来の通院治療にはない「遠隔診療のメリット」について確認してみましょう。
AGA・薄毛治療を遠隔診療でおこなう主なメリットは以下の5つがあげられます。
- 人にバレない、人に会わない
- 交通費がかからない
- クリニックに行く時間がかからない
- 国内品の治療薬を処方して送ってもらえる
- 何かあってもいつでも医師に相談でき、経過もこまめにみてもらえる
① 人にバレない、人に会わない
「ハゲ・薄毛の治療に来ました」って、なかなか堂々としてられないですよね(苦笑)
僕が初めて訪れた「AGAスキンクリニック」はかなりプライバシーに配慮されたクリニックで、他の患者さんと顔をあわすことはありませんでしたが、来院時に他の患者さんといっしょになるクリニックのほうが多いです。
また複数のテナントが入っているビルのエレベーターでかわいい女性と乗り合わせたりなんかすると、AGAクリニックしかないフロアで自分が降りるのがすごく恥ずかしかったり・・・という経験もありがちです。
スマホさえつながれば自宅で診察が受けられる遠隔診療であれば、このようなストレスを感じる必要がありません。
②交通費がかからない
充分な薄毛治療がうけられる専門的なクリニックは、人口密度の高い大きな都市や駅の近くに集中しているケースがほとんどです。
そのため、ちゃんとしたAGA・薄毛治療を受けようと思ったら、往復でかなりの交通費が必要になるケースが少なくないんですよね。
遠隔診療の場合、薬の配送料が500円ほど必要なこともありますが、クリニックへの交通費がかからないというのは大きなメリットといえるでしょう。
③クリニックに行く時間がかからない
交通費と同じく、「クリニックに行って診察を受ける」という時間をかける必要がないのも大きなメリットです。
遠方であれば1日つぶさないといけないこともありますが、遠隔診療で必要な時間は「医師の診察をうける時間のみ」なので、20〜30分ほど確保できれば充分です。
④国内品の治療薬を処方して送ってもらえる
「近くにAGA・薄毛治療クリニックがない」という人が取りがちな方法に、
個人輸入で海外のAGA治療薬を手に入れる
という方法があります。
個人輸入代行のサイトを利用すれば、自宅にいながらにして通販感覚で治療薬を入手できますが、当然ながら国内品の治療薬は手に入れることができません。
海外に流通している医薬品については「4割が偽物だった」といった検査報告があったりして、その信頼性に疑問をもつ人も多いです。
(参考:個人輸入において注意すべき医薬品等について|厚生労働省)
AGA・薄毛治療クリニックの遠隔診療であれば、国内品の治療薬を医師が責任をもって処方してくれます。
⑤ 何かあってもいつでも医師に相談でき、経過もこまめにみてもらえる
AGA治療薬の成分であるフィナステリドやミノキシジルには様々な副作用の可能性があります。
↓僕もとくに飲み始めのころはけっこうな副作用の症状があってビビりました。
また「効果の出方」や「副作用のでない適切な服用量」にも個人差があり、個人輸入などで一人で治療をすすめるのが難しい理由になっています。
遠隔診療の場合、アプリを使ったチャットやメッセージでも医師に相談できるため、通常の来院治療以上に「医師へ相談できる環境」がととのっているといえます。
ちょっとした不安があってもすぐにオンラインで相談できるというのは、遠隔診療ならではのメリットといえますね。
AGA・薄毛治療の遠隔診療、注意すべき点やデメリットは?
つぎに、AGA・薄毛治療クリニックの遠隔診療を検討するときに注意したい点やデメリットも確認しておきましょう。
- 医師が得られる情報量に限界がある
- 「まったく来院しなくていい」わけではない
- できるのは投薬治療のみ(メソセラピーなど直接施術はムリ)
- 血液検査がちょっとわずらわしい
- 参入者がふえて、いいかげんな診察が増える?
① 医師が得られる情報量に限界がある
遠隔診療では、専用アプリやLINE,スカイプなどのテレビ電話機能を使って診察がおこなわれます。
基本、スマホの画像から判断することになるわけで、どうしても直接の診察に比べ情報量は限られたものとなります。
「頭皮の状態」「毛穴の状態」などを正確に診てもらうのはなかなか難しいといえるでしょう。
ただ「AGAだという判断」は薄毛の状態からわりと判断しやすいので、普通のAGA治療であれば遠隔診療でも充分対応できるともいえます。
② 「まったく来院しなくていい」わけではない
これは注意点として知っておいてほしいポイントです。
先ほど「遠隔診療が広まってきた流れ」のところでお伝えしたとおり、法律上、原則的には「遠隔診療のみで治療を完結させる」ことは認められていません。
医師法20条「医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方せんを交付(中略)してはならない」に反する可能性があります。(出典:医師法|e-Gov)
クリニックによってことなりますが、
- 初診時は来院が必要
- 半年に1回は来院が必要
といった感じで、「遠隔診療はあくまでも直接の対面診療を補完するためのもの」という位置づけなんですね。
※ただこのあたりにはグレーゾーンもあって、たとえば「半年後に来院予定だった患者が、患者の意思で治療を中断した場合」は、医師法違反に問われるわけではないという通達もだされています。
実際には各クリニックの良識にまかされている部分もあるといえるかもしれません。
「北海道の患者が沖縄のAGAクリニックの遠隔診療を申し込む」ことはできますが、まったく来院しなくてもいいわけではないことを覚えておく必要があります。
③ できるのは投薬治療のみ(メソセラピーなど直接施術は受けられない)
当然ながら、メソセラピー(髪の成長をうながすタンパク質【成長因子】などを直接頭皮に注入する治療)などの直接的な施術を受けることはできません。
ただし、AGA治療の基本はフィナステリド・ミノキシジルなどの投薬治療なので、初めてのAGA・薄毛治療であればとくに問題にはならないと思います。
④ 血液検査がちょっとわずらわしい
AGA・薄毛治療クリニックでは「薬を飲み続けても大丈夫かどうか?」を確認するための血液検査があります。
来院すれば、担当の看護師さんがすべてやってくれますが、遠隔診療で血液検査をする場合はちょっとわずらわしくなります。
「血液検査キット」で自分で血液検査をおこなう
遠隔診療では「血液検査キット」を使って、自分で自分の血液を採取してクリニックに送るかたちになるんですね。
▼血液検査キットはこんなかんじ。
「看護師さんに採血してもらう」のに比べると、自分で採血してクリニックに送付するのはちょっとわずらわしく感じるかもしれません。
⑤ 参入者が増えて、いいかげんな診察が増える?
これはなんともいえませんが、「遠隔診療=全国に販路を広げられる」ということの旨味だけを求めて参入してくるクリニックが増える可能性があると感じます。
ちょっと想像してみるとわかりますが、遠隔診療で全国の患者ひとりひとりに向き合える態勢をととのえるのは簡単ではないですよね。
人、時間、システムなど・・
そこまで深く考えずに、「遠隔診療によって薬の販路が増える」程度にしか考えていないクリニックも増えてくるんじゃないかと。
全体的な治療の品質レベルやモラルが低下しないように、僕たちユーザー側もクリニックをみわける目を養っていきたいですね。
そもそもAGAや薄毛は「遠隔診療」で治せるの?
「そもそも遠隔診療で薄毛は治るのか?」
という疑問をもつのも当然だと思います。
頭皮や毛穴の状態を直接見ないで薄毛の原因や対応策がわかるのか?って。
でも、男性の薄毛の原因の9割以上をしめるAGA(男性型脱毛症)であれば、遠隔診療で治せる可能性はとても高いと思います。
AGAの治療法はほぼ確立されている
というのは、AGAによる薄毛は
- AGAの進行をとめる薬(フィナステリドやデュタステリド)
- 新しい髪の毛を増やす薬(ミノキシジル系)
という2種類の薬による治療法がほぼ確立されているからです。
僕も最初、(医師の話を聞かずに)個人輸入でこの2種類の薬を入手して治療をはじめたところ、3〜4ヶ月でもとどおりに回復しました。
※その後副作用が気になりすぎてAGA薄毛治療クリニックにかけこみましたが・・笑
投薬治療だけでここまで回復する例はめずらしくなく、AGA薄毛治療クリニックにいくとたくさんの症例写真をみせてもらえます。
AGAかどうか?の判断もしやすい
また「薄毛の原因がAGAかどうか?」という判断もそれほど難しくないため、テレビ電話でもみわけられる可能性は、他の疾病に比べ高いと思います。
※たとえば、薄毛になっている部位が頭頂部、生え際、M字部分等であれば、AGAの可能性が高いです。
もし判定が難しいようであれば「直接診ないとなんともいえません」と言ってくれるはずです(ちゃんとした医師なら)。利益優先の医師なら適当に診察して適当に薬を処方してしまうケースもあるかもしれませんが・・
「AGAかどうかは映像から判断しやすい」
「AGAであれば投薬治療で充分治療できる」
以上の2点から、AGAによる薄毛は遠隔診療と非常に相性がいいといえるかもしれません。
遠隔診療がおすすめなAGA・薄毛治療クリニック
ではここから、遠隔診療に対応しているクリニックをいくつかご紹介していきます。
【遠隔診療のための環境がととのっていて、費用も低価格】AGAヘアクリニック
無料相談 | 医師による無料相談が何度でも無料(テレビ電話・直接対面) |
---|---|
初診料 | 0円 |
治療例と費用(1ヶ月分・税込) | AGA治療薬(フィナステリド)5,500円 AGA治療薬(デュタステリド+ミノキシジル内服薬)18,000円 |
薬の送料(税込) | 本州四国:540円 その他地域:756円 |
使用するアプリ | 専用アプリをダウンロード |
【LINEでOK】髪のクリニックSeed
無料相談 | 医師による無料相談が無料(LINEのチャット使用) |
---|---|
初診料 | 3240円(税込) |
治療例と費用(1ヶ月分・税込) | AGA治療薬(フィナステリド)5,292円 AGA治療薬(デュタステリド+ミノキシジル内服)17,496円 |
薬の送料(税込」 | 全国 864円 ※離島などは要確認 |
使用するアプリ | LINE |
近くにクリニックがない人は遠隔診療とどのように付きあえばいい?
繰り返しになりますが、遠隔診療の位置づけはあくまで「対面診療を補完するもの」です。
イメージ的に「全国どこからでも治療してもらえるんだ!」という期待を抱いてしまいますが、
「オンライン診療だけで治療を完結させるのはNG」
という原則があるため、初診時や一定の頻度(医師に相談)での来院は必要とされてるんですよね。
とはいえ、
「自宅近くにいいクリニックがないから遠隔診療を考えてるのに!」
という方も多いと思います。
そこで「自宅近くにAGA専門クリニックがない人」が、遠隔診療とどのように付き合えばいいのか?について、いくつか参考となりそうな案をご紹介してみたいと思います。
①初診はちょっと遠出してでも、全国展開しているAGA・薄毛治療クリニックに直接行く→その後遠隔診療に切り替える
「AGAスキンクリニック」「湘南美容外科」はどちらも遠隔診療にも対応していて、かつ全国展開もしているクリニックです。
すぐ近所にはAGA専門クリニックはないかもしれませんが、ちょっと足をのばせば「AGAスキンクリニック」「湘南美容外科クリニック」のどちらかがある可能性は高いんですね。
ということで
❶ 初診時にはちょっと足を伸ばして「AGAスキンクリニック」「湘南美容外科」どちらかで診療をうける
❷ 2回目以降の診察、薬の処方などは遠隔診療を利用する
このやり方が、ひとつ取りやすい方法だといえます。
②AGAヘアクリニックでとりあえず治療を開始する
遠隔診療に力をいれている東京秋葉原の「AGAヘアクリニック」では、初診時から無料で医師が相談にのってくれます。
つまり初診時の来院が不要ということなので、自宅にいながらAGAヘアクリニックで遠隔診療を始めることは可能です。
「原則的に半年に1回ていどの来院が必要」について
AGAヘアクリニックでは治療開始後のどこかのタイミング(目安として半年内)で来院し、直接対面診療が必要とされています。
でも遠方だった場合、半年に一度でも東京まで行くのはたいへんですよね。
そのあたりのことについて、直接AGAヘアクリニックに聞いてみました。
とのこと。
ある程度ゆうづうはきいてもらえそうなので、出張や旅行などで東京方面に行く可能性があるのであれば、AGAヘアクリニックを検討するのは充分アリといえそうです。
来院前に治療を終えてもいい?
また、AGA治療は3〜4ヶ月目から効果が出始めるので、なかには半年くらいで治療をやめるたり、個人輸入に移行したりする人もいます。
遠隔診療について厚生労働省から出された通達のなかには、
「患者都合で来院前に治療が終了しても、医師法違反にはならない」
という内容があります。(2017年の「規制改革実施計画」の閣議決定|「情報通信機器を用いた診療の経緯について」H30.2.8厚生労働省)
つまり遠隔治療を初めて一度も来院せずに(こちらから)治療を終えても、クリニック的にはOKということ。
このような可能性もあたまに入れておくといいと思います。
まとめ
以上、大変長くなってしまいましたが、今回はAGA・薄毛治療の遠隔診療(オンライン診療)についてまとめてみました。
現状、法の解釈のあいまいさもあって、各クリニックの遠隔診療の形態が統一されていないという状況があります。
あるクリニックは「全国対応可能」「来院不要」とうたってるのに、別のクリニックは「初診時は必ず来院が必要」だったり。
ただ、現在すすめられている厚生労働省のルールづくりの方向性から考えると、「全国対応」「来院不要」とうたっているクリニックは今後修正をせまられていくのではないかと思います。
いずれにしても、ほとんど通院せずにAGA・薄毛治療が受けられる遠隔診療(オンライン診療)は、
- クリニックに行く時間がなかなかとれないけど薄毛はなんとかしたい
- 毎月通える範囲に安心して治療が受けられそうなクリニックがない
といった人にとって救世主ともいえる存在です。
上手に利用して、薄毛対策・ハゲ治療にいかしていっていただければと思います^^
【遠隔診療に力をいれているおすすめクリニック2選】
無料相談 | 医師による無料相談が何度でも無料(テレビ電話・直接対面) |
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初診料 | 0円 |
治療例と費用(1ヶ月分・税込) | AGA治療薬(フィナステリド)5,500円 AGA治療薬(デュタステリド+ミノキシジル内服薬)18,000円 |
薬の送料(税込) | 本州四国:540円 その他地域:756円 |
使用するアプリ | 専用アプリをダウンロード |
無料相談 | 医師による無料相談が無料(LINEのチャット使用) |
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初診料 | 3240円(税込) |
治療例と費用(1ヶ月分・税込) | AGA治療薬(フィナステリド)5,292円 AGA治療薬(デュタステリド+ミノキシジル内服)17,496円 |
薬の送料(税込」 | 全国 864円 ※離島などは要確認 |
使用するアプリ | LINE |