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【体験談】ミノキシジルタブレットの副作用まとめ|むくみ・動悸・老化や血糖値への影響は?

こんにちは!ハゲ太です。

僕はAGA治療を始めるにあたり、個人輸入で手に入れた

  • ミノタブ(ミノキシジルタブレット)
  • フィンペシア(フィナステリド)

この2つの薬をメインの手法として選びました。

その後、ミノタブとフィンペシアの副作用と思われる症状もたくさん経験してきました。

 

今回は「ミノタブの副作用」について、僕が実際に体験した体験談もあわせ

「どういった症状がでる可能性があるのか?」

についてまとめてみました。

 

「発毛させたくてミノタブを検討しているけど、副作用のリスクってどうなんだろう・・」

と不安に感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

目次

ミノタブにはミノキシジル外用薬(育毛剤)よりも激しい副作用の可能性がある

ミノキシジルの薬には

■ ミノキシジル外用薬【塗り薬(育毛剤)】
・・リアップ(大正製薬)、ロゲイン、カークランド(海外製品)など

■ ミノキシジルタブレット【内服薬】
・・ロテニン、ノキシジルなど

という2種類があります。

このうち「ミノキシジル外用薬」は大正製薬のリアップなどが薬局で販売されていることからわかるとおり、発毛薬として日本でもアメリカでも認可されています。

いっぽう、内服薬であるミノキシジルタブレット【ミノタブ】は、薄毛治療の薬としては日本でもアメリカでも認可されていません。

あくまでも「血圧降下剤」(高血圧患者のための血圧を下げる薬)です。

 

そのため薄毛治療薬としてミノタブを飲むとすれば、

  • 完全な自己責任で個人輸入する
  • AGA専門のクリニック等で医師の責任のもとに処方してもらう

どちらかの場合のみとなります。

ミノタブが発毛薬として認可されていないワケは?

なぜミノタブは発毛薬として国に認可されていないのでしょう?

理由はシンプルに「安全性が証明されていないから」といえると思います。

もともと血圧を下げるためにミノタブを服用していた高血圧患者に「体毛の増加」が見られたことから、「発毛剤としてのミノキシジル研究」が始まりました。

その結果「塗り薬」としてミノキシジルは認可されましたが、内服薬としては副作用にたいする安全性が証明されなかったんですね。

実験で犬に3 mg/Kgの容量で内服させたところ心臓破裂が起こりました。これは、ミノキシジールが心筋のアポトーシス(細胞の自己死)を抑制することより心筋肥大が起こり破裂したと考えられたからです。

(出典:日本臨床毛髪学会

▲「犬の心臓が破裂」こんなおそろしい出来事もあったようです。。

 

では実際にミノタブを飲むとどういった副作用の可能性があるのでしょうか?

調べてみると、以下のような可能性が指摘されています。

  1. 心臓への影響(動悸など)
  2. めまい・頭痛
  3. むくみ
  4. 体毛が濃くなる
  5. 老化
  6. 高血糖になる可能性

ひとつずつ詳しくみてみましょう。

 

1.心臓への影響(動悸)

wakaihi

ミノキシジルタブレットはもともと降圧剤(血圧を下げる薬)として開発されました。

血圧を下げる=血管を広げる

ということなので、血液を送り出すポンプである心臓はひろくなった血管に十分な血液を送り出すため、より大きな負担がかかることになります。

その結果として、

「心臓がドクドクする」「動悸を感じる」「胸が苦しい」「不整脈」

など、心臓への負担を実感するケースがあるようです。

飲むミノキシジルタブレット5mg/1日を2ヶ月飲んでます。
心臓の負担がひどいので、服用を止めたいです

3日間かけて人間ドックを受診するも異常なしと言われましたが、ちょっと歩くだけで疲れ、不整脈も出ている状態です。

僕は胸の辺りが苦しくなってやめました。続けていたら慣れたのか、死んだのかはやってないので分かりません。

(出典:Yahoo知恵袋

ハゲ太
僕自身も飲み始めて早い時期に動悸を経験しました。

その後服用量を減らしたりしながら調整しているうちに、やがてなくなっていきました。

 

 

ミノタブの長期服用による心臓への影響

また長期にわたってミノタブを飲み続けることによって心臓への負担が積み重なった結果、心臓に問題があらわれるケースもあるようです。

ミノキシジルとフィンペシアのタブレットを7年間服用してきました。

5年程前から、健康診断の心電図検査で「左室肥大」を指摘され、経過観察してきましたが、だんだんと低度から高度になってきたため、これも副作用かと判断し、タブレット服用を中止しようと思います。

(出典:Yahoo知恵袋

 

「7年間の服用」はけっこう長いですね。

心臓が肥大しているということは、心筋に負担がかかって筋肉が大きくなったと考えられます。

心臓肥大はすぐに命の問題に直結するわけではありませんが、悪くすると心不全などにつながる可能性があります。

ミノタブの長期服用はできれば避けたいところですね。

 

ミノタブは本来、単独での服用はできない?

もうひとつ気になる情報があります。

これはミノタブ(本名ロニテン:ファイザー製薬)の添付文書に記載があるのですが、

「(ミノタブを飲む場合は)うっ血性の心不全を防ぐため、適切な利尿剤を併用する必要がある

とあるんです。

(参考:PRODUCT MONOGRAPH PrLONITEN® (Minoxidil Tablets USP)

 

僕はミノタブを服用するときにこんなこと考えたこともありませんでした(汗)

おそらくこれまでミノタブを飲んできたほとんどの人はそうだと思います。

「発毛目的で飲む場合は服用量が少ないので気にしなくてもいい」

という話もききますが、

「自己責任で飲むのはこれくらいリスクがあることなんだ」ということは肝に命じておきたいと思います。

 

 

2.めまい、頭痛(慢性的なものを含む)

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ミノタブの降圧作用によって血管が拡大し、頭部へ送られる血流が弱くなるからか、

「めまい」「頭痛」

といった症状もよくきかれる副作用です。

私は2mgのミノタブを飲み始めて20日くらいしてから慢性的な頭痛が出てきました。今は2日に一回2mgのミノタブを飲んでいて、以前ほどの頭痛はないですが寝起きが悪くなった気がします。

(出典:Yahoo知恵袋

 

僕の場合頭痛はありませんでしたが、飲みはじめのころ、よく「めまい」は感じていました。

 

 

3.むくみ

mukumi

ミノタブの血圧を下げる作用によって血管がひろがると、血流は弱くなります。

そうすると、細胞の余分な水分や老廃物がスムーズに排出されなくなってしまうため、むくみの症状がでる可能性があります。

ミノタブを使用して4ヶ月になります。髪の毛は生えてきましたが、それとは別に顔のむくみがひどく、顔が変形するほどです。

(出典:Yahoo知恵袋

 

この方は飲みはじめて4ヶ月たつにも関わらず、いまだむくみがひどいということを訴えています。

僕も飲みはじめのころはかなり顔がむくみましたが、2週間ほどで収まりました。(1日に飲む量を5mgから2.5mgへ半分に減らしたのもありますが・・)

「むくみの症状の出方」「どれくらいの期間でおさまるか?」といった点には個人差があるようですね。

 

 

4.体毛が濃くなる

Man with hairy chest isolated on black background.

ミノキシジルを薄毛治療に転用するきっかけになったのが、(降圧剤として)ミノキシジルを処方した高血圧患者の体毛が濃くなったというエピソードでした。

体毛が濃くなるという可能性も高いと思っておいたほうがいいでしょう。

自覚している濃くなった体毛は

髪の毛、腕毛
指毛、手の甲
尻毛、尻穴周りの毛
ヒゲ、モモ毛
アリの門渡りの毛
顔毛(モミアゲかヒゲか微妙なところの毛)
鼻毛も太く、速く伸びるようになった気がします。

(出典:Yahoo知恵袋

 

このように「体中のあらゆる毛が濃くなる」可能性があります。

僕自身もこの方とほぼ同じような感じで「ケツ毛」まで濃くなりました。苦笑

 

ミノタブの服用をやめると体毛はもとに戻る?

ミノタブの服用をやめるか、ミノタブの耐性(後述します)ができてしまうと体毛は元どおり薄くなっていきます。

僕の場合はまだ完全にミノタブをやめていなくて「週1〜2程度」に頻度を落とした状況ですが、体毛は薄くなってきました。

 

 

5.老化(皮膚の老化、ほうれい線が濃くなる)

Closeup wrinkles on forehead young man Hair loss for health care concept

 

老化については個人的な自覚症状はなかったのですが、複数の声があがっているのをみつけました。

ミノタブ・フィンペシアを飲み始めてからですが、3か月後には友人から

「急に老けたね」

と言われるようになりました。

(中略)自分でもはっきり年齢以上に老けたと分かりました。

具体的には、

①瑞々しさがなくなりシワが多くなりました。顔・手が明らかです。
法令線がくっきり分かりだし、目元のシワもくっきりしてます。
②顔の皮膚が固くなりました。

(出典:Yahoo知恵袋

ミノタブの危険性・副作用の1つに「肌の老化」ということを聞きました。
私自身、ミノタブを飲み始めて1年ですが、なんとなく心当たりというか実感があります。

(出典:Yahoo知恵袋

 

老化はミノキシジルタブレットの副作用として公式に認められているわけではありませんが、

「血管が広がる」→「血流が弱くなる」→「代謝が落ち、細胞の再生が阻害されて老ける」

という流れがあるのかもしれません。

 

また次にあげる「高血糖」も肌の老化を引き起こすため、「ミノキシジルの服用によって老化が引き起こされる」というのは十分あり得ると思います。

 

 

6.高血糖になる可能性(インスリン分泌への影響)

Blood vessel with flowing blood cells, 3D illustration

ミノキシジルには血管を拡張させる働きがあるわけですが、そのメカニズムは

「血管の筋肉細胞にあるカリウムチャネルというカリウムイオンの通り道があり、ミノキシジルの作用によってカリウムチャネルが開くことによって血管が拡張する

というものです。

(参考:カリウムチャネル開口薬

 

この「細胞のカリウムチャネルを開く」というミノキシジルの作用は、体内の血糖値を調整してくれる「インスリン」の分泌を阻害してしまうはたらきがあります。

そのため長期にわたってミノキシジルの服用をつづけることでインスリンの分泌が抑制されると、血糖値が下がりにくくなり「高血糖」「糖尿病」へとつながる可能性が大きくなります。

 

高血糖になるとどうなるか?

高血糖とは血液のなかに糖分が多く含まれている状態です。

血液中の糖分が多いと最終的にどうなっていくかというと、

■ 血液中の糖分が水あめのように変化して血管にこびりつくようになる

→血管の弾力が失われ、損傷しやすくなる

→血管年齢が衰える

という流れになります。

(参考:糖尿病講座 流れて良くなる.com

 

血管の衰えは心筋梗塞や脳梗塞につながりますし、「5」であげた皮膚の老化にもつながります。

 

「ハゲるのがイヤでミノタブを飲みつづけたばっかりに、寿命を縮めることになった」

というのは冗談じゃなくあり得るということですね。

 

 

ちなみに・・ハゲ太自身が感じたミノタブの副作用

 ここまでミノタブの副作用をみてきましたが、こうしてまとめてみるとかなり恐ろしいですよね・・

僕自身もミノタブの副作用であろう症状をいくつか経験しました。

服用後数日くらいからだったと思いますが、

■ ひどいむくみ(特に顔)

■ 動悸

■ めまい

を感じ始めました。

またこれは徐々にですが、確実に体毛は濃くなっていきました。

 

服用量を減らすと副作用も収まっていった

そのためミノタブの服用量を、

治療開始当初:5mg/日

→半分に割って2.5mg/日

このように減らすことにしました。

その結果、体毛以外の副作用は徐々に収まっていったのでホッとしたのを覚えています。

 

ミノタブの副作用は誰にでも必ずでるの?

ここで気になるのは

「誰にでもこれらの副作用は出てしまうものなのか?」

ということですが、口コミを見てみてるとなかには「ほとんど何も感じない」という人もいるようです。

ミノタブ2.5mgを使用して一ヶ月たちましたが、フィンペシアとの併用です。特に変化はありません。服用2週間目に一度だけ全身の倦怠感を感じましたが、それだけです。

(出典:Yahoo知恵袋

 

ただその場合は「髪の毛も増えていない」というケースが多く、薬にたいする感受性に個人差があるためだと考えられます。

「髪の毛が生えること」そのものがミノタブの副作用みたいなものだといえるので、副作用なしで髪を生やすのは難しいのかもしれません。

 

ミノタブの副作用を感じ始めるタイミングは?期間はいつまで続く?

「ミノタブの服用を始めてどれくらいで副作用を感じはじめ、どれくらい続くのか?」

これに関してもかなり個人差があるようです。

服用後すぐ〜数日後から感じる人もいれば、2週間後からという人もいました。

私の場合は、毎日夜に5mg飲んでいます。
飲み始めて数日経ってから、少し動悸がしてきました。
しかし、飲み続けているとそれは無くなりました。

(出典:Yahoo知恵袋

 

そしてこの方のように「飲み続けると副作用はなくなった」という方もいれば「服用をはじめて4ヶ月たったけどむくみがひどい」という方もいます。

薬への感受性がひとりひとり違うため、作用の出方も異なるのでしょうね。

 

服用をやめれば症状は消える?

ミノキシジルは体内に蓄積されていくものではないので、服用をやめれば副作用の症状は収まっていくと考えられます。

ただ、あまりに長期服用で心臓に負担がかかりまくってしまった結果、派生的にさまざまなダメージが蓄積されてしまうようなケースには注意が必要でしょう。

 

ミノタブの長期服用は危険?どんな風に利用していけばいいのか

長期服用の弊害についていくつかあげてきましたが、

「そもそも薄毛治療のためにミノタブを長期服用する必要はない」

という可能性が高いと考えています。

というのも、血圧降下剤として販売されているミノキシジルタブレット(ファイザー製薬の「ロテニン」)の添付文書には次のような記載があるからです。

ミノキシジルタブレットを服用後しばらくは「体毛や毛髪の成長」が顔のあたりで活性化されるが、大半の毛の成長は服用を継続していくと共に低下していく 。

 

つまり、

「ミノキシジルタブレットを飲むことによる発毛は一時的なもので、服用を続けたところで発毛し続けるわけではない」

というわけなんですね。

 

ミノタブはブースターとして使う

そのため、ミノタブはAGA治療開始時のブースターとして使い、生えてきたらフィナステリドや他の育毛方法で維持していくことを考えたほうが賢明だと思います。

飲み続けても意味がないどころか、無意味に心臓に負担をかけ続けてしまう可能性がありますからね。

 

まとめ。認可されていない薬だからこそ、医師の責任・管理のもとでの服用を

というわけで、今回は発毛に力強い効果を発揮する「ミノキシジルタブレット」の副作用についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

今こうしてあらためてまとめてみると、やっぱりこわいなーという印象もありますが

「そもそも長期服用する必要がない」

という点をこころにとめながら、上手に活用していければいいのかなと思います。

 

また、ミノタブの扱いが難しいのは

「発毛薬として世界中で認可されていないにも関わらず、発毛薬として服用されている」

という状況があるからです。

認可されていないため、国も発毛薬として服用するにあたっての適切な注意喚起等をすることがありません。

このような薬だからこそ、ミノタブを服用するにあたってはAGA治療を専門に学んでいるAGA専門クリニックの医師の責任・管理のもとで始めることをおすすめしたいと思います。

(参考記事:AGA・薄毛治療クリニックのすすめ

 

ミノタブの服用を考えている方の参考にしていただけると幸いです。

 

それでは、今回も最後までありがとうございました(^^)

 

 

 

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